【経営者必見】美容室Ashでのグーグルマイビジネス活用

グーグルマイビジネスは、Googleが提供する無料ツールで検索結果やマップ上に、自分の店舗サービスに関する情報を表示できます。 画像や細かい営業情報、サイトアドレス等も掲載できるため、美容室を探しているお客様に対しても非常に効果的なアプローチ手段となります。 無料で利用することができるため、グーグルマイビジネスは美容室オーナーにとって新たな集客方法として注目されています。

この記事では、19年1月29日にてグーグル合同会社で開催された「Google マイビジネスとGoogle 広告を活用した“新”WEB集客の極意」セミナーの第二部レポートで、セミナー後半のアルテサロンホールディングスのグーグルマイビジネス活用事例をご紹介します。
第一部のレポートはこちらの記事となります。

Google マイビジネスとGoogle 広告を活用した“新”WEB集客

株式会社アルテサロンホールディングスの執行役員大山さんによる内容で、序盤は自己紹介となっていました。大山さんは販売促進部長(集客の責任者)であり、アルテサロンホールディングスに入社されてからは、ホームページリニューアルやリザービア導入を推進されてきた方です。アルテサロンホールディングスは全国に296店舗を展開し174億円の売上を誇り、美容業界の中ではかなり大規模の美容室チェーンの集客責任者となります。

AshとNYNYのweb集客

出典:arte-hd.com

アルテサロンホールディングスで展開している、AshとNYNYでもグーグルマイビジネスが活用されています(管理が大変とのことですが同時に効果は絶大とのことでした)。効果が増加傾向にあるため、2019年では店舗必須戦略として、より積極的に取り組んでいく予定とのことです。

Ashのデータではサイト訪問の86%がスマホ経由となっています。また、全訪問が200万人であるのに対し、グーグル検索経由の流入が89万人(44.5%)であることも紹介されました。

2018年の動員実績に関しては、ウェブ予約が45万人(前年比+15%)、総動員数134万人(前年比+3%)となっています。
※伸び率に関する話もありましたが、そちらは公開禁止内容となっています。

グーグルマイビジネスは凄まじい勢いで伸びており、Ash+地域名検索でのユーザー流入が成長していることも紹介されました。去年(2018年)は状況が大きく変り、検索結果からの流入が一気に増えています。その理由は大きなナレッジパネルが表示されるようになったことです。
パソコンでのグーグルマイビジネスの表示
パソコンでのグーグルマイビジネスの表示(右側に大きく表示されます)
2018年に入り、グーグルがマイビジネスの表示を強化した結果、Ashの場合、2018年表示回数は前年比で47.9%増加し、そこからのサイト訪問数も41.2%増加したデータがあります。また、Ashではこだわりを持ち「美容院+地域」の検索結果で上位3以内に表示されるよう管理を徹底しており、地域、口コミ、営業時間等の情報充実に力を入れています。

Ashで表示情報の管理する際に気を付ける点は「美容院+地域名」で検索するユーザー心理を考えて、どのようなスタッフがいて、お店にいくことによってどうなるか知りたい人が検索をしていると想定し、それに合わせてホームページ内容等を最適化しています。

セミナー内で非常に興味深いデータとして取り上げられたものがあり、Ashの各店舗サイトのアナリティクスでデータを分析したところ、一番クリック率が高いのがスタッフ紹介のページであり、20%以上のユーザーにスタッフ紹介ページが閲覧されています。このスタッフ紹介ページの閲覧率はクーポン・メニューやヘアカタログページも上回り、やはりどのようなスタッフに対応してもらえることはお客様にとって非常に重要であることを意味しています。

スタッフ紹介

また、去年のホームページのデータで予約に至ったユーザーと予約しなかった人の比較を行ってみたところ、予約した人は平均12分31秒/19ページを見ているのに対し、予約しなかったユーザーは2分55秒/6ページしかサイトを見ておらず、サイトの掲載情報は結構じっくりみられていることが判明したのです。

Ashでは上記を踏まえ、口コミ、地図、営業時間、写真を非常に大事にしており、これらの情報の最適化でこの美容院に行ったら私はどうなるのか?のユーザーの質問に答えられるようにしています。
※Ashでのグーグルマイビジネス経由での売上情報等も紹介されましたが、公開禁止内容のため割愛させていただきます。

アルテサロンホールディングスでのグーグルビジネス2019年活用法

アルテサロンホールディングスでのグーグルビジネス2019年活用法

1.グーグル広告を積極利用

SEOより手っ取り早く結果が得られ、簡単に始めることができ、利用後すぐに情報を見てもらえるため非常におすすめであることが説明されました。

2.F3層へのアピール

ジャパネットが昼間の通販でスマホを販売するなど、若者以外もインターネットで積極的に情報収集する時代となっています。アルテサロンホールディングスでも最近はF3層のお客様が増加傾向にあるため、より積極的にF3層にアピールしていきたい方針です。

最後のメッセージ

インターネットからの集客は非常に重要であることが説明されましたが、第一歩としてはスマホで自分のページを検索して見て、自身のビジネスがどのような見え方なのかを把握して、そこを改善するなどの小さいステップから始めた方が良いとのお話でした。


グーグルの集客ツールを利用する際に大事なこと

セミナーで最後のセッションは株式会社クロスフィードからの案内で、集客でグーグルを利用する際に大事なポイントが3つ紹介されました

その1:PDCAを意識する

PDCAを意識しながら、効果測定をすることは非常に重要です。例としては

P(計画)→縮毛矯正メニューを広める

D(実行)→関連キーワードを選び、広告を出稿する

C(評価)→各広告キーワードの効果を測定し、費用対効果を計算

A(改善)→広告効果を上げるために、効果的なキーワード選択方法を抽出し再試行


その2:発生した流入を受け入れられるように器を強化する

ユーザーが広告をクリックしても、その先に魅力的な情報がない限り来店には繋がりません。広告の先にあるページ内に、ユーザーが求めている説明が提供されていなかったり、急に予約動線を表示するのはNGです。ユーザーが知りたい情報を分かりやすく配置するのは非常に重要となりますので、メニュー説明ページでクーポンを準備したりとターゲットを意識した掲載内容を心がけましょう。

ターゲットを意識した掲載内容

必ずも最新技術を用いた派手なページを準備する必要はなく、適切な情報を分かりやすく提供するのが成功への近道となります。ウェブサイトがない美容室の場合、内容が充実しているブログでアプローチしても問題ありません。

また、過去データを用いてユーザー反応が良い情報をおくのも重要です。例えばクーポンの近くに写真が置かれている場合、コンバージョンレートが30%上がるデータもありますので、できるがけ丁寧に画像を置いた方が良いでしょう(コンバージョンレートはサイトに訪れた人のうち、最終成果に至った人の割合を指し、美容室の場合はサイト訪問から予約・問い合わせに至ったお客様の割合となります)。

株式会社クロスフィードが提供するリサービアのクーポン機能でクーポンを作成して、ランディングページに入れることも提案されました。理由は2つあり、一つは動線が明確(ユーザー目線で自然)になっていること、二つ目の理由としてはクーポンレポートで効果測定が可能となり、費用対効果が図れるからです。

その3:しっかり動線を作り効果測定を行う

クロスフィードは過去に、LINEと連携したサービスも提供していますが、そちらは上手く行かなかったとのことでした。現在流行っているインスタグラムに関しても予約率とリピート率が良くないのがクロスフィードの考え方です。一方で、グーグルからの予約は2017から2018年にかけて大きく伸びてきているため、2019年は積極的にグーグルを利用したいとのことです。

参考情報:

グーグルマイビジネスからの流入に関しては、コンバージョンレートが5%程度から10%超へと成長することに成功しており、Ashでは更に驚異的な数字でパートナーの中でも突出していることが紹介されました。しかしながらサイトを作成して、掲載情報やグーグル広告をPDCAを回しながら運用するのは大変であるため、代行サービスの理由が推奨されました。

まとめ

今回のセミナーで紹介されたサービスは以下の3つとなりますので、それぞれ導入費用(金額・工数)を検討した上で、自身の美容室に最適なものを導入すれば、新たな集客効果が得られるのではないでしょうか。是非ともご参考にして頂ければと思います。

・グーグルマイビジネス

無料で利用可能ですが、管理を外注する場合は手数料が発生します(正直手数料を払うほど複雑ではないので、個人的には美容室メンバーで管理を行った方が良いと思います)

・グーグル広告

こちらも代行をお願いする場合、運用手数料(クロスフィードの場合は出向広告費の30%)が発生します

・reservia

ホームページからの自社集客が可能である有料サービス

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