【美容サロンオーナー向け】Googleマイビジネスでの集客ヒント

グーグルマイビジネスは、グーグル社が提供する、公式無料ツールです。うまく活用することで、インターネットからの効率的な集客が見込めます。今回は美容室を経営されている方に向けて、グーグルの公式データや統計データ等をもとに、グーグルマイビジネス(Google My Business)の効果と必要性についてご紹介いたします。
グーグルマイビジネス(Google My Business)
グーグルマイビジネスでは、検索画面やマップ等といったグーグル社が提供するサービスの上に自社サービスの営業情報が掲載できます。まずはその情報掲載がなぜ効果的なのかをデータを元に確認しましょう。次に、実際にグーグルマイビジネスを活用してビジネスを成長させた事例を2つご紹介します。

インターネット表示の重要性に関するデータ

グーグルと欧州の調査機関イプソスが共同で、アジア地域のユーザーのマイクロモーメントについて調査を行い、その結果が2016年4月に発表されました。その調査から、インターネットサービスだけでなく、店舗ビジネスにとってもモバイルユーザーへのアプローチが非常に重要であることが明らかになりました。

上記のマイクロモーメントは、ユーザーが何かをしたいと考えたときに、自然に手持ちの端末で情報を調べたり、購入等といったアクションを起こす瞬間を指します。このユーザーのマイクロモーメントに的確にアプローチし、求めらている情報を提供し、かつその効果を上手く即ていすることにより、サービスを上手く成長させることが可能となります。

以下ではなぜマイクロモーメントを重視し、モバイルユーザーに適切な情報提供を行う必要があるかをご紹介します。

スマートフォン普及による行動変化

スマートフォン普及による行動変化

上記のグーグルの調査ではスマートフォンでは、検索を行ったユーザーの内、87%がその後の購買行動で検索結果を参考にしています。それ以外にもユーザー行動の変化を表す統計データとしては以下があります。

・2013年に行われた調査によると、人々が1日にスマートフォンをチェックする平均回数は150回です。
出典:2013 Internet Trends(Kleiner Perkins Caufield & Byers)

・別の調査では、何かについて情報を調べたい際に60%の人が最初にスマートフォンで調べていることが明らかになっており、スマートフォンで調べているユーザーへのアプローチが非常に重要であることが分かります。
出典:検索行動構造調査(インテージ / 2016年4月)

美容室利用の重要性

モバイル端末での検索が多いカテゴリーのトップ3は、1位「ベビーケア」、2位「レストラン」、3位「美容・健康・医療」となっています。このデータからは多くのユーザーが、美容室/サロンも含む美容分野に関する情報をインターネットで検索していることが分かります。

また、年齢や地域を問わず87%のスマートフォンユーザーは来店前に店舗検索機能を利用したことがあると答えています。「行きたい美容室の場所を確認したい」や「イメージチェンジしたいので、お洒落なヘアカラーができるサロンを知りたい」などと、ユーザーは「行きたい」要求を満たすツールとしても検索を活用しています。

検索利用者のポテンシャルは極めて高い

検索利用者のポテンシャルは極めて高い

ユーザーは様々な目的でスマートフォンを使い必要な情報を調べています。例えその目的が場所の利用やサロンの予約に直接結びついていなくても、その時に興味深い情報を目撃することにより「行きたい」「予約したい」「利用したい」等といった新たなニーズが生まれる可能性があります。

グーグルとイプソスの調査でも、検索している潜在ユーザーがお客様になる可能性が高いことを証明するデータがあります。例として、”何か課題を解決しようと思って検索をした後、 42%のユーザーは「関連する場所に行きたくなった」「関連する製品やサービスを購入したくなった」”と回答しています。

例えば、「お洒落なヘアセットのやり方を知りたい」と思って検索をしているユーザーが、検索の結果「お洒落な髪型」が提供できるお店を発見し、そのお店に来店する可能性があります。

またスマートフォンユーザーの半分は、自身の端末で検索をした結果、新らたなサービスやブランドを知った経験があります。さらに3人に2人は、サービス提供者やブランドが発信するメッセージが自分の状況や求めているものに合致した場合、そのサービスやブランドに対する好感度が上がると回答しています。

こちらのデータからもまだ知られていないサービスであっても、関連分野で検索をしているユーザーに上手くアプローチをすることによって、新たなファンを獲得するポテンシャルは極めて高いことが分かります。

端末で検索するユーザー

同じ調査で、スマートフォンユーザーの96%が購入に関する情報収集を始めた段階では、まだどのブランド・製品を購入するかを決めていないことが判明しました。更に、6割の人が検索結果に影響されて店頭に行ったり、製品・サービスを購入したことがあると答えています。

他にも61% のスマートフォンユーザーは、モバイルで適切な情報を得られた結果、通常あまり検討したことがないブランドや製品を購入した経験があります。

これらのデータから検索から集客を生むポテンシャルは非常に高く、美容室探しを目的に検索をしているユーザーに向けての適切なアプローチでそれを来店につなげることができることが分かります。

グーグルマイビジネスの活用事例

事例1:売上増加達成の自転車屋

売上増加達成の自転車屋

全国468箇所の「サイクルベースあさひ」を展開する株式会社あさひですが、「自転車+地名」でGoogle検索しても検索順位が低く、見つけにくい状況でした。そこで店舗情報をGoogleマイビジネスに登録し、お客様が正確な情報を素早く見つけられるようになりました。合わせてグーグル検索に連動した幾つかの広告を配信した結果、店舗売上・来店数ともに大幅に増加させることに成功しました。
出典:Googleマイビジネスの事例紹介
■掲載成果:
・売上:+10%(広告配信期間中、前年同期比)
・来客数:+7.6%(2018年4月実績、前年同期比)

事例2:問い合わせ増加達成の酒造メーカー

問い合わせ増加達成の酒造メーカー

創業から200年以上の歴史を持つ老舗酒造、石川酒造株式会社では、敷地内の施設ごとに、それぞれ営業時間や休館日が異なっているのが課題でした。そこでGoogleマイビジネスを導入し、各施設の正確な情報を検索結果上に表示する施策を実施することにしました。更に写真の掲載やイベントの告知も積極的に行った結果、多くのお客様がGoogleマイビジネス経由で来店してくださるようになりました。
出典:Googleマイビジネスの事例紹介
■掲載成果:
・ウェブサイト訪問:377件/月
・経路案内利用:837件/月

まとめ

今回はマイクロモーメントの概要とデータをもとにGoogleマイビジネスの重要性と事例を解説しました。グーグルが公式におすすめしているアプローチは以下の3要素から成り立っています:

Step 1 ニーズを見極める 

「ユーザーはどのタイミング、どの状況で自分の端末で検索をし、検索の際にはどういった情報の提供を求めているのか?」の問に対して、適切にアプローチできるようになることが重要です。

Step 2 適切に届ける 

ユーザーが求めている問に対して最適な情報を提供し、更にその情報をすばやく簡単にアクセスできる状態にしておくことも非常に大事です。 

Step 3 きちんと測定する 

発信している情報へのアクセス/行動を分析し、より効果的に情報をユーザーに提供することを徹底します。

また、今回の調査も含め、グーグルサービスの活用方法や成功事例等はグーグルの公式ブログで詳しく紹介されていますので、ご興味があり方は確認してみては如何でしょうか。
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